おわりに

色々と(主に問題作成に関連して)記事を書いてきましたが、ようやく最後です。
たぶん、多くの方が思うところがあっただあろう、今回のリタイア多数、という結果について。

長いので続きから。
今大会では、3人*4問(複数作品の方がいるので人数は8人ですが)中、クリアは1問のみでした。
何故、今回はこのような結果になってしまったのでしょうか。触れにくい話題ではありますが、今後、同様の企画をやる方に向けて、また、自分のためにも振り返りをしておかなければならないでしょう。

簡単に思いつく理由として、いくつか考えられます。

・問題が難しすぎた
・プレイヤーの実力が十分ではなかった
・人前で、緊張して本来の力を出せなかった

などなど。想像すれば、理由はいくらでも考えられると思います。
ただ、上に挙げたようなものは、根本的な問題ではないと考えています。では、何が真因なのか。

あくまで私個人の考えですが、

多くの面に対して、問題作成陣とプレイヤーの間に意識の違いが大きかったことが真因だと考えています。

例えば、どういうことか。プレイヤーの事前準備を例にして考えてみます。

場所をよく覚えていないから、小さなメダルの位置は調べておいた良さそうだ、と考える場合、皆さんならばどのように準備をするでしょうか。

A.攻略サイトから小さなメダル一覧を印刷して、よし、おっけー!
B.クリア後のデータで各地を回って、細かい場所を確認しておこう!
C.メダル景品でもらえるアイテムをどんな風に使えるか、想像しておこう。

小さなメダルについて予習しました、という一文では、今回のプレイヤーの皆さんが、どのレベルの準備をしていたかはわかりません。
ただ、あくまで当日のプレイからの推測ですが、B、Cの準備をされた方は非常に少数なのだと思います。

恐らく、問題作成陣の全員は、「これくらいは基本事項だろう」と捉えています。つまり、これらは全員抑えているだろう、という前提で問題を作成しています。
このような事項は、他にも挙げればきりがありません。種・木の実、葉っぱ、雫などの重要アイテムの位置、最後のカギで開けられる宝物庫のリスト、各アイテムや呪文・特技の効果、などなど。

では、これらを準備してこなかったプレイヤーが悪いのかというと、私はそうではないと考えています
はっきり言ってしまえば、大会本番に向けてどれだけ準備するかは、プレイヤーの自由です。応募の要件にも書いていませんし、推し量る方法もないですし、そもそもその必要もないかと思っています。

また、制限時間が短かったのではないか、というご意見もいくつかいただきした。全ての問題が適切な制限時間だったのかは、そもそもこれとした基準があるわけではないので、答えが出るものではないと思っています。
ただ、賛否両論あるかと思いますが、ひとつ言えることとしては、本番中の残り時間状況を把握するのは誰がすべきか、ということだと思います。
私は、本番中「残り何分です」というアナウンスをしていましたが、あれはあくまで「来場者のため」というのが私の考えでした。走者は、過去の自分の経験からも、自分で残り時間を把握するために、時間を測るなり何かしらの方法を採るだろう、と考えていました。ただ、当日の、さらには昨年のプレイヤーを合わせても、自分で時間を計っていた方はほぼいなかったように思います。

強調しますが、時間の話も、準備の話も、どちらが良い悪い、という話ではないです。
問題作成陣は上述した程度の期待をしていたことは事実です。ですが、そのレベルを本気で求めるならば、後出しすべきことではなく、あらかじめ伝えておかなければいけないことだったように感じています。

このような意識や価値観の違いがある状態では、今回の結果はある意味当然なのかな、という気はしています。
これらの溝を埋める役割は、私が担うべきだったのですが、その意識が足りていなかったことは力不足と感じています。

解消を図る方法としては、
・これを予習するといいですよ、というような文献までこちらで用意する
・ReTAのしおり、当日の持ち物、みたいなものを作る
・問題をもっと簡単にする

など、いくらでもあるかと思います。それをやりたいかどうかは、企画する人次第です。

結局のところ、「企画をする立場の人が何をやりたいか」「その上で企画として成功するためには何をしなければならないか」という2つのバランスなのかな、と思います。今回に関して言えば、後者に対する意識が不足していた、ということではないでしょうか。後者が不十分な状態で、一方的にどちらが××だから、というのは、非常に勿体ないことだと感じます。

---

長々と書きましたが、最後に。
今回大会に携わった皆様には本当に感謝しています。本当にありがとうございました。
今後、同様の企画など考えている方がいらっしゃるならば、少しでも参考になれば幸いです。

2014.9.7 くねお
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